フランチャイズの業種・種類

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フランチャイズの業種・種類

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多様な業種が参入しているフランチャイズ経営、具体的にどのような店舗やサービスがあるか気になります。

一般的にフランチャイズの業種は、「小売業」「サービス業」「飲食業」の3種類に大きく分けて考えます。具体的にどのような店舗があるでしょうか。

小売・販売業のフランチャイズ

商品の販売が主体の業務である「小売販売業」は、もっともイメージしやすいフランチャイズ形式と言えます。

小売販売業のFCで最も人気が高いのがコンビニエンスストアです。具体的には、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどが注目度の高いFCです。

文具店や書店なども、扱う商品としてはなじみやすいものです。文具店では、はんこに特化したユニークなFCもあります。また一般的な書店以外にも、外国の絵本を中心に取り扱うような、特徴あるFCもあり、良く探せば夢をかなえられるような個性的なFCを探すことも可能でしょう。

驚くことにガラス工房のFCというのもあります。透明なグラスなどに特殊な機械でデザインを施すガラスエッチングのFCで、作品販売と教室運営の両方の展開が可能です。

他には中古車販売やカーシェアリングを取り入れたカービジネス、貴金属などの買い取りビジネス、リサイクルショップなども販売が絡むFCの仲間と言えます。

サービス業のフランチャイズ

サービス業とは、物品としての商品を販売するのではなく、お客によろこばれる活動(サービス)を提供する業種を指し、マッサージ店経営や、塾経営など、人的な能力の比重が高い業種です。

人気の高いサービス業のFCは、学習塾です。「明光義塾」「スクールIE」「トライプラス」などが人気の高い学習塾・個別指導塾のFCです。 同じような系統では幼児教育や幼児保育、パソコン教室なども、注目株でしょう。

近年増えているハウスクリーニングの分野も、成長株のFCです。「おそうじ本舗」やビル・店舗専用の「ダイキチカバーオール」といったFCが挙げられます。また家事代行サービスと組み合わせてある会社や、便利屋と兼ねているところ、靴専用のクリーニングのFCなどもあります。

来たる高齢化社会に不可欠な介護・デイサービス、マッサージなどのリラクゼーション、ヘアサロン、ウォーターサーバー、漫画喫茶などは、社会的なニーズの高まりとともに伸びているFCでしょう。

そのほかには、車や住宅などのリペアサービス、小規模の配送サービス、ペット関連事業もサービス業のFCとして考えられます。

飲食業のフランチャイズ

飲食業では、店内で調理して食品を提供する場合と、テイクアウトや宅配を主体とした場合があります。

このところ、スタバやドトール、タリーズといったセルフ方式のカフェが急激に増えていますが、特徴ある喫茶点にもFCを取り入れている会社があります。「町家カフェ『太郎茶屋鎌倉』」は独創的な器を取り入れた本格派の喫茶で、自由度も高い、注目株のFCです。

初期費用が比較的抑えられる移動販売では、焼きとりの人気が高くなっています。「とっと庵」では移動販売のほか、催事や飲食スペースの併設などのアレンジも可能です。

根強い人気のラーメンうどん店では、急成長を遂げている「らあめん花月嵐」、つけ麺専門の「風雲丸」などがユニークでしょう。「得得うどん」や「家族庵」といったおなじみの店舗にもFC経営が取り入れられています。

そのほかにはお好み焼きやたこ焼き、「モスバーガー」などのファストフード、ステーキハウスなどのレストランといった飲食業もFCで挙げられます。

宅配弁当や宅配寿司、お弁当やお惣菜といったジャンルもあります。多様な店舗がFC経営を行っているのが分かるでしょう。

業種の選択、重要なポイントは?

自分のなりたいイメージ、取り組んでみたい業種…自分の好みで起業するフランチャイズの業種を決めることも、自分のモチベーションのためには必要かもしれません。

しかし、一番大切なのは、開業して1年後、5年後、10年後・・・と、その業種が事業として成功させていくことが出来るのかを、しっかりと見極めることです。

小売業や外食業は、比較的フランチャイズのノウハウが蓄積されているので、安心して始められますが、特にサービス業では一時のブームに乗って業績を上げているジャンルもありますので、今後の見通しを持つことが大切でしょう。

また、開業する立地も大切な要素です。業種によって駅前が良いのか、住宅街が良いのか、ビルの1階と2階のどちらが向いているか、など向き不向きがありますので、合わせて検討するようにしましょう。