必要な資金(概略)

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必要な資金(概略)

フランチャイズということで、なんとなく、自己資金ゼロで開業できるというイメージを持っているひともいるはずです。しかし、どんな商売を始めるにしても、それなりの元手は必要なのです。

まず、たいていの場合、加盟金が必要になってきます。これは、そのフランチャイズとして名前を使い、ノウハウを利用するのですから、ある意味、当然ですね。

そして、開業する店の場所代。ただし、自宅を使ってできる(店を構える必要がない)業種の場合、この限りではありません。本部が斡旋してくれた、すでにある店を引き継ぐケースもあります。賃貸の家賃を払う必要がある場合もあります。
また、建物があってもそれだけでよいわけではないので、そのフランチャイズの基準にあったように改装しなくてはならないことも考えておかなくてはいけません。

初期商品の仕入れ代も、もちろんかかります。店はできたが、売るものがない、では困りますからね。
これも、ある種のサービス業のように、実際に品物を扱うのではない場合もあるので、一概には言えません。そういう職種でも、そのサービスを提供するための機材、設備を整えなくてはいけません。

いざ開業、となったら、忘れてはならないのが宣伝です。ただ店を作っても、それだけでは安定した集客は望めません。店の近所に配布するチラシ、いわゆる捨て看板、新聞の折り込み。最近ではインターネットのホームページを使うことも多いです。

さて、無事開業しただけで安心してはいけません。どんなことでも、始めたばかりのときはリスクがつきもの。とくに会社勤めをしていると、毎月だいたい決まった給料が入ってくることに慣れっこになってしまいますが、店を構えたからには、業績が重要です。
売り上げが少なければ、それだけ自分たちの生活に響いてきます。可能であれば、開業した時点で、半年分、1年分の生活費が残っていることが望ましいです(もちろん、多ければそれに越したことはありません)。

準備ということではここらへんまでの話になりますが、開業はあくまでスタートであって、ゴールではないのです。

親会社によって異なりますが、毎月、決まったロイヤルティを収めなくてはならない場合が多いのです。売り上げの何パーセント、となっていたり、あるいは固定の月額だったり、そのあたりは契約によります。

さらには、新製品への対応、老朽化した設備の回収、新規顧客の開拓、と、開業後もたゆまぬ努力が必要なのです。


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